
Case Study Report .06
ABC分析でメニュー改善が楽に
今後は顔認証など
新機能の活用も広げていきます
株式会社ノースグラフィック
飲食事業部 管理担当事業部長 大和義之様
導入前の課題について
店舗の増加に合わせシステム化
当社がWin-Boardを導入したのは、3~4年前です。それまでは、日報といわれるアナログのメールのようなものを使って金額や組数を管理していました。
店舗数も増えてきて、毎日その作業を何人もやるようになってきたことから、「いよいよシステム化しないといけないな」と思ったのがきっかけです。
当初は、全国チェーンの店が使っているようなものを考えていました。
「導入の決め手は何でしたか?」
でも、ざっと価格帯を聞いたら、あまりに高くて「こりゃ駄目だ」と。
いろいろ探す中で「同じ北海道の会社がある」ということで見つけたのが御社だったのです。問い合わせをしたら、早速説明に来てくださいました。導入の決め手は何といってもコストの点が大きいです。初期投資は、ほとんどかからないですし、月々のコストもかなり安く「これはいい」と思いましたね。
さらに、こちらのやりたいようにカスタマイズしてもらえるところが、とても気に入りました。

店舗もどんどん増加 大人のイタリアン「Source72」
導入の効果について
閉店業務の短縮と数値の意識
特に閉店業務が短縮できたのが大きいですね。手で集計する作業がほとんどなくなったので、計算が苦手で時間がかかっていた人は、楽になって助かっていると思います。人によっては30分から1時間くらい短縮できたのではないでしょうか。売り上げを見ようというときにも、店舗ごとにメールを何回も開くということがなくなり、全店舗が一度に見られるのがうれしいですね。メニューを見直す際の視点も変わりました。今までは店長の感覚でやっていた部分もあったのですが、数値を元にして話すようになり、改善点も一目瞭然です。
「どんな機能をお使いですか?」
メインは売上管理です。帳票を出力して、今の売り上げの進捗具合を見たり、アナログではできなかったABC分析をすることで、業務改善につなげています。
あと、静脈認証で打刻する機能を使っています。
「何か問題点はありますか?」
たぶん、こちらの問題だったりレジの問題である場合が多いのですが、Win-Boardと連動しなくなることがあります。でも担当の方に連絡する
と、すぐ対応していただけるので、その辺はすごく助かっています。
新しいWin-Boardに期待すること
顔認証など新機能の活用に期待
Win-Boardの新バージョンでは、スタッフ一人ひとりがスマホで見られるようになったそうですね。シフトの要望を出しやすくなり、プラットフォーム上で全部できますから、とても便利になると期待しています。実は、以前はシフトの登録を、アプリやエクセルなど、店長ごとにいろいろな方法でやっていたんです。遅刻に対しても割と甘かったと思います。でも、そういう人がいると全体の雰囲気に影響しますし、きちんとルール化して管理していくという意味でも、今後はWin-Boardをしっかり活用していこうと思います。
それから、打刻が顔認証でできるようになったそうですね。一定期間の顔写真を並べると、表情や服装の変化から従業員のメンタルの変化に気付けると伺い、とても興味がわきました。人工知能で分析もできるというのもいいですね。
「今後の課題をお聞かせください」
人材についてですが、やはりすぐ辞めてしまう人がたまにいます。長く続けられるためには、キャリアアップができるようにしたい。それにはスキルアップが必要なので、そのために何ができるか、今まで以上に考えていく必要があります。そして全店舗で同じようにやっていきたい。次のステップに進めることを明確にすることで、モチベーションを少しでもキープできればと考えています。
Webデザイン会社としてスタートした私たちは、さまざまな業種にチャレンジしてきました。オート、美容室など、スタイルも労働時間もさまざまです。これは、実はスタッフのためでもあります。生活スタイルが合わなくなったり飽きてしまっても、辞めることなく社内で調整することが可能だからです。
お店を成長させることで、お客さまだけでなく、スタッフにも還元したい。お店と人材、両方の成長をもっと意識しながら、私たちはこれからもチャレンジを続けていきます。
新しい価値観の創出にチャレンジし続ける